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​巡回医療を無医村の村人たちは、待っています。

私たちは、2001年にビルマ北シャン州のナムサンへ抗マラリア剤を届けて以来、毎年僻地の無医村へ巡回医療に出かけてきました。

ミッチーナでは、10歳くらいの少女がマラリアで苦しんでいました。40度ちかくの高熱と、激しい頭痛が1ヶ月ほど続いていると母親が言いました。食欲もなくやせ衰えていました。ドクターが薬を飲ませると、木陰で少し休んだ後、とても爽やかな顔で母親と帰って行きました。その即効性に驚き、”薬さえあれば、助かるんだなあ”と思いました。

ナムサンでは、エイズ患者の男性が、妹に抱きかかえられるようにしてやって来ました。後で

「彼は治ることはないと思う。しかし、彼のクオリティオブライフは、高まったと思う。」とドクターは言いました。

医師に診てもらうことは、基本的な人権なんです。



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