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難民キャンプで配られている食用油

ビルマの光と影



私たちが、2006年巡回医療で訪れたミッチーナの教会に、現在(2013年)は、700人の国内難民が生活していました。

戦火のただなから逃れてきた人たちです。この教会の他にも6箇所の難民キャンプに行きました。

どのキャンプも難民で溢れかえっている感じで、あるキャンプでは1000人に1個の井戸、汚水が仮設住宅の脇を流れていました。

人が暮らすには、あまりにも劣悪な状況でした。全部合わせると、10万人の避難民がいるとのことでした。

空爆を受け、兵士の暴行にあい、家を焼かれた人達が住み慣れた故郷を捨てて逃げてくるのです。

一人の住人が、上の写真の食用油を見せてくれました。

WFPから、一人に1本の割で配られたそうです。

日本人から、として日の丸が付いています。

製造:インドネシア

製造年月日:記入なし

賞味期限:記入なし



難民たちは口々に、「この油を使うと頭が痛くなりめまいがする。」と言いました。

日中は暖かいにもかかわらず、油の下の方が固まっていました。



 

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