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ビルマの風景は、ふるさとの風景

ビルマは、変貌を遂げていくのでしょうか。

ティンセイン首相の民政移管の標榜を機に、世界各國やその企業が、どんどんビルマに進出しようとしているようです。

「三井物産、ミャンマーでコメ事業 世界需要に照準」(2013/2/3 日本経済新聞 電子版)等。

その可否は別として、ビルマの今の風景は、遅かれ早かれ消えてなくなることでしょう。 ことに、農村へ行けば、半世紀前に日本にもあったような牧歌的な風景を見ることができます。

農民たちは、野良仕事に出かける前に、「毒蛇に噛まれないように!」と仏様にお祈りをしてから出かけます。裸足でする手作業は、実に過酷なものです。ヨンゴン村へ巡回医療に出かけた時「農繁期になると、年間で10人ほどは、毒蛇による犠牲者が出る。」と聞きました。この村へは、車の乗り入れが禁止されていました。私たちも、稲の切り株の上を牛車に揺られて、2時間かけて村にたどり着きました。

人々の生活改善のためには、効率化は、重要課題です。

でも、願わくば調和のとれた発展を遂げて欲しいものです。

 



ここが、人の住む場所ですか!?

牧歌的な風景の一方で、中心的な都市Yangon市の少し郊外に行けば、劣悪な環境の中で人々は、現実生活をしています。子供たちの健康がとても心配です。2018年8月

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